滝沢演舞城の半分は、やさしさでできています。


初見(3月8日)以来、この書き出しであの素晴らしさをちょっとでもお伝えしたい! と思い続けて気づけばすでに4月も下旬。その間なんども演出が変わり、変更点を聞いて不安になり、自分の目で確かめては冒頭の科白を叫び直す、の繰り返しでした。
ヒナ倉→ヨコ倉出演の第一報を聞いた時に上げた鬱エントリの間逆を書くことができて本当に嬉しい。いやあのときは、ドリボズでの傷心が癒えていなくてね。
ボズそのものにももちろんカツンさんにも文句は全くないのですが、あの舞台に今のエイト全員をかり出す必要があるかと言えば、ないと思うのです。特に楽器隊の役所は、エイトじゃなくても成立するから。ぶっちゃけて言えば、うちの可愛い子達を全員拘束するんならもっと大事に使ってくれ、と、それだけ。
なので演タキ城にご出演が決まった時も、また都合よく使われるのかと、もう完全にジャニ舞台不信だったんですよ。ヒナ→ヨコの変更がそれに拍車をかけて。が、蓋を開けてみたら裕さんの位置にもうこれ以上ないくらいの光栄と誇らしさを感じてしまってね! あ、大倉さんは最近のプッシュと、ドラムと言う特技がありますので最初からあまりこっち方面の心配はしていなかったんですよ。
初見時「これができるのは三馬鹿か無理してTOPS」と書きましたが、訂正。TOPSも無理だと思います。あの子たちは完全にタキ様の息子世代だから、「脇役なのに目上」の頼朝ができない。役者としては問題なくても、縦社会のジャニーズにおいては無理。いちばん無理がないのは翼さんでしょうが、それでは「滝沢の城」にならない。嵐さんではデビュー組としてのキャリアが上過ぎる。
タキ様をてっぺんとしたヒエラルキーがうつくしい三角形だった頃のJrには、翼さんがおりました。その頂点と肩を並べながらヒエラルキーの外側にいて、Jrたちから兄貴と慕われた翼さんが、あの安定に不可欠だったんだろうと今では思います。


城BBSを見ていて思うのは、座長の異様なまでの慕われっぷりです。みんな! ここは閉鎖された告白フリースペースじゃないから! しっかりしてー! と肩を揺すりたくなるほどのJrのメロメロぶりに、これは確かに、Jrたちと一線を画す片腕的ポジションが不可欠だったなぁと改めて思いました。あと、トップステージを読んだ時と、小火騒ぎの時も。まあ、それで裕さんが「タキ様にタメ口きいたりしてすっかり相方面」だったりしたら実にすっきりした構図だったんですが、だれが一番タキ様にお熱って、裕さんですからね(乾笑)! 話は逸れますけど、こないだ裕さんが「ジャニウェブに登録しているのに宣伝メールが来てない」って言った時におやーって思ったんですが、あれって、FAVORITE ARTISTにしてるグループのは自動で来るんじゃありませんでしたっけ。もう登録したのが随分前だからよく覚えてないんですけど。私の記憶が確かなら、あの人、エイトで登録してないってことですよね。だったら絶対タッキー&翼で登録してますよ! そう断言できる年季の入ったタキ様ファンですよあの人は。
そんな、下手をしたら「日本一のタッキーファン」を自称しそうな*1裕さんですが、エイトの総大将としてのキャリア、スキル、なによりタキ様が裕さんのことを尊重し重用してくださったことで、あの位置は裕さんにしかできないものになりました。そして大倉さん。エイトの最終兵器として、時運に恵まれている時の大きなお仕事をやりきろうとする気迫が、のってるんだなぁと感じさせました。これも今の大倉さんでないとできなかったろうと。
裕さんが村上さんだったら、と言うのは、正直私には想像がつかないので何も書けません。ヒナファンの方とお話ししていると、なるほどと思う部分もあったりするのですが。しかし、「ヒナがだめならヨコかい!」と安直の極みに思えたあの変更が、あれ以外になかったんだろうなぁと言うのはわかりました。あまりにヨコヒナが相方だから、なんて短絡的だと腹を立てもしましたが、考えれば考えるほど、ヨコヒナ以外にあの役をできる人が思いつかないんですよ。あんなにたくさんいるようで、実はいまのジャニーズには「単独で客を呼べる(若しくはグループとして世間に認知されている)が他のジャニーズの脇もできる」位置の人がほとんどいないんですね。いや、そもそもそう言う舞台そのものがほとんどないのか。プレゾン・ショック・演タキ。プレゾンはそれこそトニが脇をやってもおかしくないし、ショックはカンパニーとして完成されつつある。演タキ城がむつかしい位置なのか。あ、すばるさんはね、エイト不動のセンターのたからものだから私の中では頭数に入っていません(ちょう独断と偏見)! ネバゴナは好きだったけど!


長くなりましたが、物凄い求心力と類い希な意識をお持ちの座長、その座長を信じて自らの実力を発揮する側仕え、そして座長を慕って無我夢中で頑張る子たち(エビシさんほどの特殊技能をお持ちの方々はまた別枠でべた褒めしたい気分ですが)。演タキ城の一座は、ほんとうに素晴らしいかたちではじまって、興行の間にそれを間違いのないものにしたと思います。
最後に聞いたご挨拶では、再演が決まったような印象も受けました。えー、嬉しい反面、私はいまだに裕さんソロ曲とか三馬鹿コンとかを諦めていない所詮はエイトファンなので、来年再来年もおなじことを言っているとは限りません。でも、2006年の春に裕さんと大倉さんがエイトの代表としてこの舞台にあの位置でご出演なさったこと、それを目撃できたこと。ほんとうに幸福で座長にはどんなにお礼を言ってもたりないことだと思っています。これは間違いない。あの裕さんをして本気モードにさせたんだから、得るものは大きかったんでしょう。ええクリパでの気の抜けっぷりはほんとうに哀しかったんでね(笑)!


やさしさの内訳を書く前にこんなに長く……。でもこれで整理がついた。次、裕さん裕さん!

*1:いやレコメンでは何回か自称している