滝沢演舞城2007 7/8 新橋演舞場 12:00


ただいまー!
行ってきました滝沢演舞城2007! 完璧に皆様の愛に生かされておりますありがとうございます。
さて、普段は頭の中で全部エントリ書き上げてからキーボードに向かうのですが、今回は鮮度が大事だろうと(なぜならお城は変わるからだ)考えながら書くことにします。途中支離滅裂になってもご容赦。そして当たり前ですが、風間さんしか見ていません。
で、見る前からちょっと悩んでいたのですが、遠慮せず書くことにします。この場合の遠慮は、お城に対してではなく、観たいのに観られない全国の風間ファンの皆様にです。私もさすがに今回の登城はきついかなーと思っていたのですが、ご厚意により観られたに過ぎません。ですので、あまり良かった素敵だったと喚くのも、なんというか申し訳ないかなと思っていたのですが、でも書くよ! だって最高だったもの! 私やっぱりお城が好き! 来年からは誰が出ようと出なかろうと、ぐだぐだ言わずにいっかいは獲るよ!


つーわけで、以下は、主に私の浮かれっぷりにより不快になる内容を含んでいるかも知れませんのでご注意下さい。できることならば、お城での風間さんのご様子を少しでもお伝えしたい。
以下ネタバレ!


えーと風間ファンの方はたぶん去年のお城もご覧になっていない方が多いと思うので(もはやこのエントリは風間ファンの目にしか触れないと思っている)簡単に書きますと構成は
1幕:日本むかしばな史(たぶんこういう表記だった気が)
2幕:義経
3幕:ショータイム
です。1幕の最後が牛若丸で、弁慶と出会うとこまでやります。で、休憩が入って2幕のお芝居が始まるので、1幕と2幕は連続してる感じ。風間さん大活躍は言うまでもなく2幕ですが、1幕も思ったよりずっとおいしかったので順に行きます。

1幕

むかしばな史というのは、赤穂浪士とか白虎隊とかの寸劇とか、ジャニーズ伝統芸とか歌舞伎演目とかが入り乱れます。
夏の踊り(去年の春の踊り)では風間さん出番無し。で、最初の寸劇は「忠臣蔵」。なんと風間さん吉良上野介です。去年は吉良いなかった気がする。豪勢な金の羽織袴で、御髪がね! 中央に向かって立てるように両脇からセットしてるというか、けっこう猛々しくボリューミーな感じで、これが悪そうで良いんですよ! 何しろ四十七士より先に出てきて状況説明の科白を言わなきゃいけないもんだから、科白回しも低音効かせて、初っぱなから悪役熱演です。
始まったときから思ってたのが、去年に比べて「人力」っぷりが増している。戸板を持ったままうろうろしてそれを橋にしてその上をタキ様が駆け上がるとか。ここでも、舞台後方から白い布を持った人がばーっと走ってきて、板すべてが白い布に覆われてその上で吉良と大石内蔵助が殺陣をやるんですが、それだけで雪が積もったように見えてとてもきれいでした。
で、殺陣ですが、風間さん殺陣の最中の表情演技が細かくてねー! あの四十七士が勢揃いしたときの忌々しげな顔と言ったら! 見事な切られっぷりで退場。46人の口上がこの後になってました。去年は最初だった気がする。ところで藤間紫の孫がえらい好みの顔になっていてびっくりしました。えええもっとこうお公家さんみたいな顔だった記憶があるんですが。あれなら良いわー(基本的に二世が嫌いだが顔さえ良ければ何でも良いと思っている)。


「白虎隊」では風間さんは出番はないですがナレーションをちょこっと。


MASKは金色の紙の滝もそのまま。あの演出好きなんですよ。で、その後が変わってて突然タキ様が京劇みたいな衣装に替わりました。もしやこれはと思ったら、わーやっぱり! これ「変面」てやつですよね! こないだなんかのテレビで視て、「うわーSHOCKか演舞城あたりで取り入れそう」って思ったんですよ。布製の仮面を目にもとまらぬ早業で次々変えていく芸です。しかしこれ一子相伝でぜったい他人に教えないとか言ってなかったっけ……。


「男の花道」、これは去年に比べて格段にわかりやすくなってた。まず、花道で藪さん演じる土生玄磧が横手組のちんぴらに借金を返せと迫られているところからスタート。そして出てきた横手組頭領が風間さん。レッツ悪役。ステージ上に場所を移し、土生玄磧と中村歌右衛門の関係をJr.が説明しつつ、横手組は宴会を始めています。ここで、その説明してたJr.の子がちょっと噛んだんですよ。そしたら風間さんが「お前もう酔っているのか!」。これ多分アドリブじゃないかなー。笑いが起きてました。
さて、駆けつけた歌右衛門女形姿で現れて、衣装を解いて去年と同じ黒い袴で踊り始めます。ここで、風間さん演じる頭領は舞台上にしつらえられた座敷で宴会をしていて、タキ様はその上手側隣の正方形のセリで踊ります。頭領は最初はどれぇっと脇息にもたれかかっていますが、セリが上がって行くに従って、まず正座をし、次に身を乗り出し、最後には立て膝になります。ですが、風間さんはタキ様を見てはいません。ちょっとわかりづらいからもう図解します。



風間さんの視線は赤い矢印、客席側を見ています。実際に上手側で踊っているのは見ずに、歌右衛門の舞に見入っていく演技をしているわけです。ちなみに黒丸は手下その他大勢です。人数は適当。ここで、手下がどんな演技をしていたかは知りません。風間さんしか見てないから。
舞終わった歌右衛門に、立ち上がって見送りながら「見事であった。感服したぞ!」で終了。去年のバトルダンスは無くなっちゃったんですね。ちょっと残念。あそこすごい好きだったんで。


道成寺」の最初の怪談風場面の冒頭もけっこう長い間出てました。さらし首とか幽霊とかにビクビクビックルの風間さんが堪能できます。衣装は横手組頭領の派手な着物と袴のまま。


その後の「滝の白糸」とかが洋物な音楽に乗せてあった気が。なんか、シェイクスピア風の衣装がいっこあったなー。リア王だろうか(ジャニオタのくせにシェイクスピアよくわからん)。八百屋お七がなくなってたなそう言えば。狐のあれ、義経千本桜でしたっけ、あれは健在。


で、鞍馬山は去年とほぼ一緒で、牛若丸で幕。風間さん中心と言いつつ風間さん出てないとこも書いてるからすっげぇわかりづらくなってるけどよしとする。2幕行くぞ。

2幕

義経の物語です。去年は義経=タキ様 頼朝=裕さん 弁慶=大倉さん の3人が中心でしたが、今年はタキ様が義経と頼朝を両方やられます。そして、弁慶が藤ヶ谷父さんで、風間さんが三郎という従者。この3人がメインキャストです。
去年は義経と頼朝が面と向かって対立、と言うか、きっちり敵役として裕さん演じる頼朝が姿を現していましたが、今年は物理的に対面できないので、もちろん最後の敵は頼朝ですが、去年よりさらに、「頼朝には弓を引かない」「頼朝がそう望むなら自分は死んででも平和な世を」と言う義経像が強調されています。
さーて風間さんです。いきなり客席登場の三郎は、もとは農民でしたが荒れた世で親兄弟もなくし、こそ泥として生きています。追われているところを義経に救われ、天下を盗めと説得されて義経に忠誠を誓います。呼びにくいから「親方」って呼ぶーとか言いながらタキ様に後ろから抱きついたりします。可愛いです。
この時すでに弁慶は義経の家来ですから、しばらくふたりでどっちが義経の第一の家来かと押し問答をします。ここが今回のアドリブシーンかな。三郎が、弁慶に第一の従者と認めて欲しかったらなにかやれと言い、今日は「舞台を見に来たら明日のチケットだった人」をダンスで表現しろと無茶振り。藤ヶ谷さん頑張りますが、終わった瞬間風間さんが「それパントマイムだろ」と言うと「できるわけないだろう!」と切れてました(笑)。
影絵はここだったっけか……。義経が「三郎の田舎はどんなところだった?」と尋ね、良いところだった、山には兎が……みたいな感じで田舎が段々荒れていく様子を説明するのに併せて、なぜか影絵をするんですが、これがうまいんですよ。コブクロのPVをご覧になったことがある方ならわかると思うんですが、犬と狼と兎とフクロウと鳥。しかもタキ様の手の動きがまた流麗で! ジャニーズってほんとに何でもできますね(笑)。
参考:


合戦のシーンは大幅にカットされてたなぁ。義経の武勲が頼朝にきこえてくると言う形で、科白で説明のみ。三人が殺陣をするのは、頼朝の刺客に対してのみです。
で、今回新しく加わった「勧進帳」。「安宅の関」って言った方が良いんですかね。私はそっち方面詳しくないんでわかりませんが。白紙の勧進帳を読み上げるシーンはないですが、弁慶が義経を打ち据えるところがあります。その後、関を通過して花道の所で弁慶が、何があろうと主君を打つなどもってのほか、どうぞ私を斬ってくださいと言うと、義経が、何を言うか、私ほど良い家来を持った者はいないだろうと言います。このやりとりを聞いて三郎が、「弁慶が立派な主君を持ったと言うことは、俺も立派な主君を持ったと言うことだ。じゃあ後は、俺が立派な家来になればいい」と独りごちます。
奥州に逃れて、これが奥州に着いたか着いてないのかよくわからないんですが、とにかく追っ手が迫ってきて、最後の殺陣になります。こっから三郎独壇場。ぐるりと取り囲む追っ手をにやりと見回して、「立派な家来になるんだー!」と言いながら大立ち回り。ついに斬られて倒れてからも、「弁慶と、親方より先にあの世に行けるなんて、こんな幸せなことはねぇや」とか、「立派な家来に……」とか、最後は「義経様ー!」と絶叫しながら後方にばたりと昏倒。階段落ちの後のヤスです。ええうっかり泣きました。亡骸に弁慶が駆け寄って、胸に伏せて泣いてくれます。義経も、亡骸を見下ろして、良い家来だった、と言ってくれていたような気が(すいません)。
その後、弁慶も立ち回りの末立ったまま絶命。義経も自害します。最後、義経が白馬にまたがったところで弁慶の声が「殿! またお供できることを嬉しく思います」、三郎が、「親方、夢の世ってやつを見せてくださいよ」すいませんここ完璧うろ覚えなんでこんな感じ、位で読んでください。ここ、姿は現れず声だけだったんですが、レポート読んでたら初日は白馬の横にふたりが現れたのかな? えーもしそうならそっちの方が良かったー! 私はここでふたりがでてきたらもっぺん泣こうと準備万端だったのに(笑)。


あくまで第一の家来は弁慶で、三郎はその二人の関係に憧れる、と言う青年であったと思っています。三郎も弁慶も、掘り下げたらこれだけで2時間いけそう、つまりは2幕で演じられている部分だけで判断するには語られていないところが多すぎるのですが、えーと、三郎こんなおいしくて良いんですかと言うのが率直な感想です。去年は最後の斬られるとこ以外、ほぼ他の家来と変わりない役だったと記憶しています。なぜその役が突然こんな。
実は見る前に「三郎ほぼ主役だから」と聞いたんですが、見た感想として、まぁ主役はやっぱり義経だなと思いました。ただ、これ誰の視点で語られる、と言うのがあまりはっきりしておらず、義経であるタキ様ががときとして頼朝になるため義経視点で見続けるのがちょっと難しい。で、弁慶は出てきたときからすでに義経との間に強固な絆があるため、変化があまり無いんですね。
そこに行くと、三郎だけいきなり生い立ち語るわ、決意して成長しちゃうわで、やけに描かれ方に厚みがある訳です。あくまで他と比較してですが。
そんで、あ、これ、風間馬鹿の言うことですが、風間さんがうまくてうまくてねぇ! そりゃあんた年上の主君に一途に思い込んで暴れさせて泣かせて絶叫させたら風間さんがうまくないわけないっての。いやーいつもの風間芝居でしたよ。これで風間ファンの大方には伝わるかと。殺陣で斬られて倒れる直前ににやり、とかね。

3幕

ショータイムです。すべてすっとばしていきなり最後の「ダメ音頭」です。なぜなら風間さんはそれしか出ていないからだ。しかし断言できる。


「ダメ音頭」に13,200円ー!


今日の必要経費A席12,000円+かにサラダそば1,200円ね。それの元を取ってあまりある! ダメ音頭バンザーイ! 私ほんとに完璧に風間さんを双眼鏡でガン見してたので周りの様子とかぜんっぜんわかんないんですけど、もうダメ音頭の手振りやる風間さんが可愛くて可愛くてかわいくってさあああああああ! しかも育って(育って言うな)青年の体つきになったじゃないですか。ますます小沢くんに似てきたね! あの薄っぺらい胸板がー! このとき風間さんスパンコールできらきらの緑の法被を着てるんですが、実はこれ一応特別みたいで、スパンコール仕様は風間さんだけでした(笑)。家電売り場のおにーさんか、商店街の福引きで鐘振ってるおにーさんに見えなくもなかったけど、もうすずしー顔で手振りやるその姿が! 腕が(うるさい)! 
いやぁやっぱりリアルに顔が好みの男ってのはなにやっててもツボで萌えでたまらんね! いっぺん風間さんが振りきめるときにこっち見た(気のせいです)ときには両手で持ってた双眼鏡取り落としたもんね! ダメダメダメ〜って歌いながら(マイクは持っていません)、表情作って踊る風間ああぁぁぁー!


で、カーテンコールか(記憶曖昧)。ユニットごと順に出てきて、ちょっと踊ってお辞儀。風間さんは無所属ですからひとりで出てきます。普通に歩いてきてありがとうございますって口が動いて、お辞儀。いや君もJr.なんだから若干ぐらい踊っても良いと思うんだけどね(涙)。みんな白スーツで、ユニットごとなのかな、左胸にちょっとずつ違うコサージュをつけています。青とか銀とか。風間さんのコサージュは黒でした。他にも黒つかったコサージュの子はいましたが、黒一色は風間さんだけじゃないかな。風間さんしか見てないんで自信ないですけど。
エピローグ。タキ様が橋の上に立ち、あらためて全員を呼び集めます。そしたら風間さんはなんか不思議な位置に行くんですよ。黒丸はJr.とかダンサーさんです。数とか位置は適当です。いっぱいいたということだけわかってください。あ、「ヶ」はガヤ様です。私にとっては父さんです。



……なんでこんな隅っこなのかしら……。この橋アーチ状で高さがあるから後ろに回っちゃうとあんま見えないんですよ。そう思ってたら、Jr.が踊り出すと同時に、盆が回りだしました!



エピローグにも12,000円ー!ってもう払ってるか。なにおひねり投げれば良い!? わっはっはっは! もう笑とけ笑とけー。ちなみに私は泣いてました。すいません。だってジャニ曲でジャニダンスの風間さんて。しかもタキ様のバックでどセンター。Hey! Say! We are 滝沢チルドレーン!!!!!*1 私やっぱり風間さんの身のこなしが好きだぁあああぁぁあ!
チケットお譲り頂いた方が隣で見てらしたんですが、いやー完璧に退かれましたね。すいませんここ泣くとこじゃないですよね。でもアイドルダンスの風間さんって泣く要素十分なんですよ私には。こらえようと思ったんですけどねー。もうダメでした。ぼろぼろっと。


というわけで、値段以上時間以上に楽しんで参りました。去年「長いな」と感じたところが相当カットされていて、総時間数はたぶん変わらないのに、去年よりずっと「あっという間」に感じました。まぁこれは私が2幕をちょう真剣に見ていたせいかもしれませんが。いや去年不真面目に見てたとかではないですよごほごほ。
風間さんはいつもどおり、誠実に楽しんで舞台をやってらっしゃいました。ごめん裕さんに比べて正直かなり余裕に見えた(笑)。風間さんにとって、舞台の上で、観客の前で、演技をすることは、手足を動かすように自然で自在なことなんだなと思いました。
去年は初の試みでしたから、裕さんと大倉さん(と言うかエイトメン)が選ばれたのは舞台経験やキャリア、タキ様を支える役割、そして集客といろいろなものが理由だったのだろうと思います。
今年は、去年の成功を受けての興行ですし、エビシさんを筆頭として、Jr.ひとりひとりに最初からお城を支えていく気概がみてとれました。その中で、風間さんははっきりと「芝居」に役割を求められ、それをしっかりと果たしてらっしゃいました。誇らしいほどに自由自在に。
残りの公演いつものように、最高のものを見せてください。風間俊介は裏切りません。いつものように。

*1:コピーライトありよしさん