最初に横アリで見たとき、前夜祭みたいだと思った。あの頃のエイトの曲は可愛すぎて今のエイトにはそぐわないかもしれないけど、内はものすごく可愛いのでまったく平気だった。むしろ、その可愛さが、あの頃のエイトをぱちんと瞬間冷凍してとっておいたかのような錯覚さえ覚えさせた。


前夜祭の会場だった城ホールで、内はソロコンをやりとげた。前夜祭のとき、7人が立っても広いと思った城ホールは内ひとりにも狭かった。私が、ドームクラスに慣れてしまったからかもしれないし、内があまりにキラキラしてたからかもしれない。わからない。
でもやっぱり前夜祭みたいだと思った。オーラスのクワドラプルアンコールでクルマジをやったときだけ裕さんのソロコンと松竹座を思い出したけれど、それも前夜祭と同じ季節の思い出だ。


これでやっと前夜祭が終わったのなら、これからほんとうのお祭りが始まるはずだ。
でも今は祭囃子が遠すぎて、私はそこに行けないかもしれない。
囃子方が7人なのか、8人なのか、それがはっきりしないともうなにもできない。金も時間も費やせない。
ちゅうぶらりんのままでできることは全部やった。そう言えるための全ステだった。




今日来なかったら即座に見切りをつけるつもりだった。
来なかったのに、今このしゅんかんにも、あの人が悪巧みを、8人に戻る算段をしているのではないかと思ってしまう。
ばかだよなぁ。
この呼吸がわからない横山裕ならいらないと、強く思っていたつもりだったのに。